糖尿病はそれ自体というより糖尿病に因って引き起こされる様々な合併症が大きな問題となる疾病です。生活の変化で運動不足になっていることや、食生活の欧米化で患者さんの数は近年増え続けています。 また、最近の困った傾向として、子供や若者の肥満の増加に伴って若い患者さんが増えています。世の中の高齢化とも相まって、歯科医師が糖尿病の患者様に接する機会は今後ますます増えると思われます。最近、日本糖尿病協会歯科医師登録医という資格をいただきました。その研修という意味もあって1月31日(土)に大阪のリーガロイヤルホテルでおこなわれた講演会に行って糖尿病と歯周病の関わりについて勉強してきました。 歯周病をきちんと治療して、定期的にPMTC(衛生士によるお口のクリーニング)をうけて、いつも炎症のないお口にしていることで、糖尿病の指標である血糖値のコントロールが良くなるといわれています。また、良い歯であることは、ちゃんといい食事ができる、運動もできるので健康でいられる。ことに繋がります。 何より、美味しいものが楽しく食べられることは人生にとって大きな意味があります。 生きる・食べる・くらす という人間の基本を全うするために、良い歯でいることは必要なことです。糖尿病のかたにとって、お口のケアをきちんと続けることいは本当に必要なことです。 糖尿病専門医の方がおっしゃるには、糖尿病のかたは、糖尿病のないかたよりも短い間隔で(理想的には一か月)ケアを受けるべきだそうです。わたしもそう思います。感染を起こしやすいのだから短い間隔でクリーニングをしなければならないわけです。 糖尿病を持っている方は歯が良い、悪いにかかわらず短い間隔できちんとクリーニングを受けられることをお勧めいたします。 これからも登録医の名に恥じないように糖尿病の勉強をしていこうと思っています。
2009.2.5 院長 松本 ゆみ